どうも、餃子大好き週末若女将です。
でも私、どんなに有名でも、人気でも、「モッチモチの皮にギュギュっと具がぎっしり」な餃子屋さんには行かない。私が好きなのは、皮が薄めで中身も程よい量で小ぶり、何個でも食べられるような餃子。数個で満足できるようなモッチモチ皮餃子は食べないんです。
だからモッチモチ皮系のお店に行って、自分の好みストライクじゃないという理由で★2をつけることもない。でも、もし行っていたとしたら、満足度は★5じゃないでしょう。好みじゃないから。
いや、なんで突然お前の餃子論展開しとんねん、という感じですが、この話は全ての商売に通づると思ってまして。
〇円の価格帯の温泉旅館に泊まりたい人でも、
部屋まで係の人がついてきて何から何までお世話してくれて、地元の話を聞いたり、現地でのコミュニケーションを楽しみたい人もいれば、
トータルのサービス時の居心地やクオリティは高いものを求めるが、ついてこなくていい、程よい距離感を保って欲しい人もいるわけです。
餃子にもモッチモチ皮派と薄皮派がいるように。
大事なのは、どっちも美味しいんだけど、よりお互い(店とお客様)が両方ハッピーでいるためには、まずは店がどんな事が売りなのかハッキリお客様に伝わるようにしていること。これが好みのミスマッチをなくすとても重要なファーストステップ。好みのミスマッチがなくなれば必然的に口コミなどの評価もあがります。
違う好みの派閥(大袈裟)のお客様のことは、追いかけなくていいんです。
という視点で、各事業の打ち出しを見直そうと思います。ちゃんと、来て欲しいお客様にささる言葉になっているか。
ああ、薄皮で小ぶりな餃子100個食べたい。